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用語解説 [た]

テーラーメイド医療

オーダーメイド医療ともいい、遺伝子情報を活用して個人の体質の違いを解析し、それぞれに応じた薬や治療法を選ぶ手法のことです。現在は、同じ症状のある患者に決まった薬を一定量投与するレディメイド医療が主流となっています。このレディメイド医療では、まず1つの薬を投与し、それが効かない場合別の薬を投与するといった治療を繰り返して最終的に患者に見合った薬を見つけていきます。このため、体質に合わない薬を投与した場合、薬の効果が出ない上に副作用だけが出てしまうこともあります。テーラーメイド医療が普及することで、(1)患者の体質に合わせた医療を行うため、治療効果が高まり、医薬品の副作用が軽減できる、(2)これまで製品化が困難であった特定体質の人にだけ効果のある医薬品の開発が進む、(3)無駄な医薬品の投与が減少するため医療費抑制につながる、などが期待できます。

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電気泳動

DNAやタンパク質などの分子が電場中を移動する現象を応用した解析手法です。

例えば、DNAの電気泳動は、酸である核酸が水溶液中でマイナスに帯電します。溶液中に電気を流すとプラス方向へ流れていきます。DNAを流すアガロースゲルなどは、肉眼では見えない程細い網目構造となっていて、より小さな断片程網目構造を素早く移動できるので、大きさによって分離できます。

サザンブロット法 : 特定の塩基配列をもつDNAを検出する方法です。試料中のある特定のDNA断片があるかどうか調べたいとき、ゲル電気泳動を使えば大きさ(長さ)は分かりますが、大きさだけでは本当に調べたいDNAであるかどうかわかりません。同じ大きさの違うDNAかもしれません。そこでゲル内のDNAを一本鎖に解離させ、メンブレンに転写して熱などにより固定します。そこに目的のDNAに特異的な配列に相補的な一本鎖DNAやRNA(これらをプローブと呼んでいます)を反応させます。プローブは特定の塩基配列にしか結合しないため、目的のDNA断片のみが検出されます。開発者のエドウイン・サザン(Edwin Southern)に由来して、サザンブロット法と呼ばれています。同様の原理でRNAの検出を行うのがノーザンブロット法、タンパク質の検出を行うのがウエスタンブロット法です。

ノーザンブロット法 : RNAの混合試料から特定の塩基配列を持つ分子を検出する方法です。原理的にはサザンブロット法と同じで標識したDNAを用いて検出します。この方法により試料の細胞に目的のmRNAが発現しているかどうかを調べることができます。

ウエスタンブロッティング : 複数種のタンパク質の混合試料から特定のタンパク質を検出する方法です。試料をポリアクリルアミド電気泳動などで分画します。泳動後、ニトロセルロース膜などに移します。標識した二次抗体を用いて、間接的に目的タンパク質を検出する方法です。

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