プレスリリース

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2017年01月05日

PSS、ELITechとOEM供給製品(全自動遺伝子診断装置)の日本国内販売及び試薬販売に関する契約締結のお知らせ

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下、PSS)がOEM製品供給を行う全自動遺伝子診断装置「geneLEAD XII」(臨床研究用)は、ELITech Group(エリテックグループ、以下、ELITech)より、「ELITe InGeniusTM」の製品名で平成27年9月より販売を開始しています。欧州市場ではCE-IVD規格対応製品として、米国市場では臨床研究装置として販売されています。

(平成27年7月28 日プレスリリース)

この度の欧米市場における本製品の順調な販売状況を鑑みて、販売拡大を行うためPSSは「ELITe InGeniusTM」の日本国内販売及びELITechのCE-IVD規格試薬販売に関する契約締結を行いました。

ELITechの試薬は、現在、オープンシステムかつCE-IVD規格対応の体外遺伝子診断向けに世界中で広く使われ、その実証済みのPCR試薬は広範な検査項目を揃えています。これら試薬はELITechの知財ポートフォリオを構成するMGB、修飾法、最新の蛍光法を活用したもので、感染症、がん領域、ヒトの遺伝病等の検査項目を広くカバーしています。

また、geneLEADシステムは感染症、がん領域、ヒトの遺伝病検査等、DNA/RNA解析や診断の研究領域における様々な分野に利用可能な、汎用性の高い自動化システムとしての性能を備えております。今回の契約締結により、全自動遺伝子診断装置と一体となった試薬が、日本国内において遺伝子の臨床研究だけではなく将来的には臨床診断の現場で利用され、幅広い遺伝子検査の自動化ニーズに対応する先がけとなるものです。

PSSの田島秀二社長は、「全自動化遺伝子診断システムgeneLEAD XIIは、PSSの今迄の技術の集大成として位置付けており、そのシンプルでコンパクトなコストパフォーマンの高い全自動化システムは、新たな事業分野を拓くものとなります。すなわちgeneLEAD XIIの汎用性を活用し、感染症、がん、遺伝病、食品検査等の分子(遺伝子)生物学研究をテーマとする市場に販売を行うものです。今回の販売契約が、日本国内において従来遺伝子情報の活用が困難であった臨床研究及び遺伝子診断の分野にブレークスルーをもたらす製品となることに大きな期待をしています。」と語っています。

本件による当社業績に与える影響額については、すでに当連結会計年度の業績予想に含まれており、業績予想の変更はありません。

以 上

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