LuBEA-VIII

タンパク質の糖鎖プロファイリングを自動で行うための研究用装置

※解析を行う際は、専用のBISTと試薬カートリッジが必要です。

第7回 ファーマラボExpoに出展します

概要

LuBEAシステムは、レクチンアレイを自動で実施するシステム、
いわば『簡易版自動レクチンアレイ』になります。


弊社製品LecChip 45-uniはガラス基板上にレクチンをスポットしたレクチンマイクロアレイですが、本システムは、Tip内ビーズアレイにてレクチンアレイの自動実施を実現しています。


未知サンプルの糖鎖プロファイリングや有用レクチンの探索といった目的では、レクチン数の多いLecChip 45-uniの使用が推奨されますが、ある程度ターゲットレクチンが絞られてきたケースにおいては、本システムを用いて研究開発スピードを加速することが可能です。


使用法としては、ビオチン標識した糖タンパク質と試薬類を準備し、BIST、試薬カートリッジとともにセットするだけ。目的に合わせたレクチンセットにより、見たい糖鎖構造の確認・比較が可能となります。

※BISTおよび試薬カートリッジは特注品となります。
まずはお気軽にお問合せ下さい。

特長

POINT1
レクチンとの反応、洗浄、シグナル検出工程をすべて自動化!
POINT2
1時間でラベル済サンプルのプロファイリング結果を得られる!
(例) レクチンとの反応が5分の場合はおよそ35分
POINT3
レクチンアレイの良さはそのまま!
~N型・O型糖鎖を同時に解析可能、構造異性体を判別、糖鎖の切り出し不要、前処理はラベリングのみ
POINT4
ベンチトップタイプのコンパクトな装置
POINT5
レクチンはカスタマイズ可能※、最大8サンプル同時処理
※BISTはすべて特注品として承ります。はじめはスタンダード15レクチンチップを推奨しております。

応用例

LuBEA-VIIIによるウシ血清由来フェチュイン(Fetuin)の糖鎖分析(レクチンマイクロアレイとのデータ比較)

仕様

製品名 LuBEA-VIII
規格 研究用機器
装置種類 ベンチトップ型
サイズ H520 X W360 X D520mm
重量 36kg
スループット 1~8
処理時間 約35分※BAssay STDプロトコルの場合
サンプル液量 ~200µL
コントロールシステム 内蔵PC(タッチパネル)
電源電圧 AC100~240V±10%
周波数 50/60Hz
最大消費電力 120VA
  • 本製品は受注生産品です。詳細はお問合せください。

注文情報

製品名 LuBEA-VIII
製品番号 A3000
梱包 1式
価格(税抜) お問い合わせください
  • BISTおよび試薬カートリッジは特注品となります。詳細はお問い合わせください。

参考文献

  • H.Shimazaki, K.Saito, A.Matsuda, K.Sawakami, M.Kariya, O.Segawa, Y.Miyashita, T.Ueda, M.Koizuka, K.Nakamura, H.Kaji, H.Tajima, and A.Kuno. Lectin Bead Array in a Single Tip Facilitates Fully Automatic Glycoprotein Profiling. Anal Chem 2019, 91, 11162-11169, doi:10.1021/acs.analchem.9b01876.
  • H.Shimazaki, A.Ono, M.Tsuruga, A.Ueki, S.Koseki-Kuno, T.Toyoda, K.Saito, K.Sawakami, M.Kariya, O.Segawa, K.Nakamura, M.Koizuka, and A.Kuno. GlycoBIST: A System for Automatic Glycan Profiling of a Target Protein Using Milli-Bead Array in a Tip. Curr Protoc Protein Sci. 2020, 99, doi: 10.1002/cpps.103
  • H.Shimazaki, K.Nakamura, A.Ono, O.Segawa, K.Sawakami, M.Koizuka, M.Hirayama, K.Hori, H.Tajima, and A.Kuno. Auto-Lectin Dotcoding by Two Octopuses: Rapid Analysis of Fluorescence-Labeled Glycoproteins by an 8‑channel Fully-Automatic Bead Array Scanner with a Rolling-Circle Detector. Anal Chem 2023, 95, 11868-11873, doi:10.1021/acs.analchem.3c01395.
  • S.Fuseya, A.Ono, H.Ootani, S.Mizukado, T.Obayashi, N.Tanaka, H.Shimazaki, K.Kajiyama, M.Ashitomi, S.Yasuda, T.Miyabe, K.Nakamura, O.Segawa, K.Sawakami, and A.Kuno. Rapid Glyco-Qualitative Assessment of Recombinant Proteins Using a Fully Automated System. Journal of Visualized Experiments 2024, doi:10.3791/66571.
  • H.Shimazaki, H.Uojima, K.Yamasaki, T.Obayashi, S.Fuseya, T.Sato, M.Mizokami, and A.Kuno. M2BPgs-HCC: An Automated Multilectin Bead Array Indicating Aberrant Glycosylation Signatures Toward Hepatitis C Virus-Associated Hepatocellular Carcinoma Prognosis. Molecules 2024, 29, 5640, doi:10.3390/molecules29235640.
    • このページに記載してあります製品の性能および仕様、外観等は改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。

    お問い合わせ

    製品に関するご質問やご相談、資料請求などはお電話またはインターネットでお気軽にお問い合わせください

    お電話でのお問い合わせ
    047-303-48069:00~17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)
    フォームでのお問い合わせ
    LuBEAシリーズ

    製品一覧

    ページの先頭へ戻る